【訃報】河竹登志夫 黙阿弥 88歳 心不全 ハラスメント ヨーロッパ歴史旅情 良子

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黙阿弥の子孫である、
河竹登志夫さんが心不全で亡くなったようです。


88歳でした。
黙祷。

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歌舞伎研究の第一人者で文化功労者の河竹登志夫さんが、
6日午後0時28分、心不全のため東京都渋谷区の病院で死去したようです。


東京都出身。
葬儀は10日午前11時30分から
東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所
喪主は妻良子（よしこ）さん。


歌舞伎作者の河竹黙阿弥のひ孫。
東京帝大（現在の東大）理学部、
早大文学部を卒業後、早大大学院修了。





その後、早大教授（現名誉教授）を務める一方、
松竹の文芸顧問として歌舞伎の米国公演などに随行。
日本と西洋の演劇を比較研究した「比較演劇学」などを著し、エッセイストとしても活躍した。


また、NHKの「芸能花舞台」や「歌舞伎鑑賞入門」などの番組を通じて、
歌舞伎の世界を分かりやすく解説したほか、
日本の伝統芸能を広く海外に紹介する活動を続けてきました。





こうした功績で平成13年に文化功労者に選ばれ、
平成15年には放送文化賞を受賞しています。


今年3月には、新しい歌舞伎座のこけら落としを前に行われた伝統の行事、
「古式顔寄せ手打ち式」に参加して、こけら落とし公演の演目を読み上げたほか、
先月には歌舞伎に関する著書を出すなど、精力的に活動を続けていました。


実は河竹さんは先月中旬から、
体調を崩して東京都内の病院に入院していたようです。


今年は有名人の訃報が割と多い気がします。
非常に悲しいです。


こうして日本の歴史を刻んできた偉人が、
また一人亡くなったことに、ご冥福をお祈りします。

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